昼間はちゃんとトイレに行けるのに「なぜ？」と悩む方いるかと思います。

おねしょの原因で一番多いのは｢夜間の尿量が多いこと｣「膀胱の大きさがまだ小さいこと」など・・・膀胱の大きさに比べて尿量が多いので漏れてしまうのです。夜の尿量をコントロールするのは深い睡眠中に分泌される｢抗利尿ホルモン｣、このホルモンは尿の製造を抑える働きを持っていますが幼いうちはこのリズムが整わず夜中も尿を製造させ過ぎてしまうのです。成長と共に身体を動かすことが増えると深い睡眠を得やすくなり抗利尿ホルモンの分泌が加速されます。ということは昼間しっかり運動することで夜にはバタンキューと深い眠りに入ること、その為に夜中途中で絶対起こさない！寝ている最中のことなので叱られてもどうすることも出来ないので絶対に叱らない！です。ただ環境の変化で気持ち的に落ち着かずおねしょをしてしまったり・・・誰しもあります。夜ぐっすり眠れるようにしばらくおむつにしてみるのも。様子を見ていてずっとつづくようだったら専門的なサポートを受けることも大切です。(目安として小学校低学年で毎晩おねしょあり)夕食後の水分、塩分摂取を考えたり寝る前のトイレ習慣が大事ですが、一番はこどもは意図的にしているわけではないので、とにかく｢大丈夫！｣と励まし温かく見守ってあげましょう。

今回もとってもほっこりするエピソードをお伝えします。

年長の男の子です、外で遊んでいたときです。妹が泣いているのを見るとそれまで元気に遊んでいたのにすぐに駈けてきてじっと傍にいました。何をすることもなくただ横にいてあげていました。お遊び終了までです。この他にも喧嘩をしているとき、転んだとき、ローテーションをまわるとき・・・いつもすぐに気がついて助けにいってあげています。お家では喧嘩ばかり！とお母さんは言われますが園では妹の面倒を見るやさしいお兄ちゃんです。この子に限らず登降園時に妹、弟を気遣うお兄ちゃん、お姉ちゃんをよく見ます。本当に心がほっこり和みます。お母さん方！大丈夫です！お子さんは優しい心をいっぱい育んでいます。お子さんを信じて温かく見守っていきましょう。

次回またかわいらしいエピソード、つぶやきを載せていきたいと思います。