前回お伝えした「イヤイヤ期」ですが子ども自身のとった行動に「快」を感じればその行動は強く心に残り「快」の体験が増えれば増えるほど心地よく感じ「またやってみよう!」となっていきます。小さくてもいいことをしたらしっかり褒めてあげて最後は心地よさ、安心感を与えてあげたいですね。
さあ、この安心感ですが人が生きていく上でとても大事なものかもしれません。
子どもにとっての安心感とは・・・・・子どもをしっかり成長させる為には子育てには「あれが必要これが必要」と神経質に考えすぎたり知識を習得しなくてはならないものではないです。子どもを取り巻く家族が互いに育て合い素敵な自分であろうとする努力がそのまま子どもを安心させ我慢を覚えさせ自分も大切にされてきた!という記憶を育むのです。親が「すごい人」「出来る人」「評価されている人」でなくてもよく、それより「幸せな人」「誠実な人」であれば育児や教育は十分なのではないでしょうか。
私はこの園日記を通してお母さんが無理せず「まあこのくらいでいいかな~」と笑顔で子どもを信じて見守ってほしい思いで伝えています。(そこに少しのアドバイスと!)私たち親は子どもをいかに育てるかに集中するのでなく自分自身をいかに心の安定を持ち成熟させるかにもっと集中していけたらと思います。
親自身が安定感を持ち「安心」出来るからこそ子どもに「安心」を提供出来るのです!
次回、子どもに「安心」を与えられる言葉がけ、接し方・・・各学年の今の悩みと共に考えていきたいと思います。