夏休みも終わり、2学期が始まりました。みんな元気!日焼けしていて、きっと楽しい休みになったのかな~と感じています。
休み中は普段より子どもと一緒に食事をする機会も多かったですよね、一緒に過ごすといろいろと食事の悩みも多々出てきたかと思います。
幼児期の食育は本当に大変だと思います。休み中の昼食…お疲れ様でした。まだまだ悩みも多いこの時期、家庭で何をすればよいのか、どう対応すればよいのか…
食生活、食習慣は、大人の考えや行動で決まってしまうことが多いです。
ではどうすればよいか・・・今の食生活で問題になっている根本的な問題、「こ食」を、しっかりと受け止めて又理解して、「家の食卓はどうかな∼」と振り返ってみて、もう一度考えていく必要があると思います。子どもへの食育の第一歩は、親である親自身の食習慣を見直すことはとても大事です。
九つの「こ食」
- 一人で食べる「弧食」―会話がなく社会性が育ちにくいです。
- 家族それぞれが違う食事をとる「個食」―違うものを食べるので連帯感、協調性が育ちにくくなります。
- 好きなものばかりを食べる「固食」―同じ食べ物ばかりでは栄養バランスに偏りが生じてしまいます。
- パスタやパンなどの小麦粉を主食にする「粉食」―粉物にはやわらかいものが多く、かむ力が弱くなってしまいます。よく嚙むことは、虫歯予防・脳の活性化・肥満防止などメリットはいっぱいです。
- 食べる量が少ない「小食」―活動のエネルギーが足りず、無気力になりがちです。
- 濃い味付けの「濃食」―食材本来の味を感じてほしいですし、濃い味は生活習慣病にもつながりやすいです。
- 子どもだけで食べる「子食」―好き嫌いを自由に判断できてしまうので偏食になりやすいです。
- 外食ばかりの「戸食」―脂肪分・塩分の過剰摂取や野菜不足で、食材への感謝の気持ちが芽生えずらいです。
- 何も食べない「虚食」―きちんと食べる習慣がないと、食事のリズムが体内で作れず、他の食事の時に大量摂取してしまいます。
この「こ食」がどう子ども達に影響を及ぼすのか・・・これを念頭に入れて長い目で、長いスタン
ス(その日出来なくても、一週間で一回でも出来ていれば帳尻合わせ成功!位の考えで。)で!子ども達各々の成長の度合いや好みの違い、環境の違いもありますので、無理せず子どもと向き合っていければ…この気持ち(知識)がいつも心の片隅にあれば…子どもへの接し方も変わってくると思います。
是非、子ども達の食育に興味を持って頂いて、保育園からでる、“給食だより”をご覧いただければ幸いです。子ども達に人気の“料理&おやつ”レシピを掲載していますので、参考にして頂いて、親子でお料理!是非チャレンジしてみてください。今月掲載のサバの西京焼き!とっても美味しかったです。きっと少しでもお料理に携われば、「自分が作った!」感があり、嫌がらず食べるようになってくれると思います。