「お子さんを抱きしめて、見つめて、笑顔を見せてあげてください!」
新学期が始まりました。子どもたちも、お母さんも、いろんな思いがあると思いますが、それでも毎日元気に登園して来てくれて嬉しいです。玄関で泣けてしまう子もいますが、お部屋に入るといつもの風景に安心するのか、徐々に雰囲気に慣れてきて楽しく活動しています。大人だって慣れないところは緊張しますが子どもの順応性の速さにはいつも感心されられます。
子どもは小さいながらも不安を抱いて登園しています。その気持ちをいっぱい受け止めてあげて、出来る限り子どもの思いをかなえてあげて安心させてあげて下さい。子どもの思いをかなえてあげることは“甘やかし”ではないです。充分抱っこして母子密着させてあげると、子どもは満足して遊び仲間へそして自立していきます。そんな意欲的な行動がとれる子どもは、心の中に「安心の土台」=安心感を持てています。その安心感を子どもに手渡すためには言葉による説明よりも「抱きしめる、見つめる・笑顔を見せる」です。密着し直接感情に触れる態度が一番です!ハグやスキンシップは安心感を与える魔法ですね! 私たち大人は常に穏やかな気持ちで子どもに接していたいですよね。でも子どもが泣くと切ないし、忙しい朝言うことを聞かないとイライラ・・・そんな時「穏やかにできれば・・・」と思うだけでもいいんです。それだけで違います。是非イライラしたら「穏やか穏やか!」と心の中で念じてみてください!!
今年度も子ども達が元気いっぱい過ごせるように職員一同子どもさんの成長を一緒に見守っていきたいと思いますので宜しくお願い致します。
※就園前の親子のサークル“カンガルークラブ”は4月20日よりスタートします。木曜日10時、いつでも入会出来ますのでお気軽に遊びに来てくださいね!
次回“甘やかし“について一緒に考えていけたらと思います。