明けましておめでとうございます。正月は家族で楽しいお正月を迎えられたことと思います。本年もよろしくお願いいたします。
コロナ禍、あまり出かけられなかったと思います。大変な中です・・・でも見方をちょっと変えてみると!子どもと触れあう時間・・・親の出番です!
最近、家の子、不器用さを抱えているのでは・・・と保護者から話を聞きます。ひもが結べなかったり、ハサミがうまく扱えなかったり・・・「いずれ出来るようになるだろう」と思いますが放っておいて悲しむのは子どもです。本人はやりたい!と思っているのです。でも思うように指先や身体が動かせない・・・苦手意識が積み上がっていきます。
人は外界からたくさんの刺激を受けると脳内の神経系が連動して働き環境に適応した満足のいく行動が出来ます。でも多様な動きが減っている現代、生活の中で大量の経験を積むことで脳のネットワークが広がります。なので特別なトレーニングよりも日々の生活の中にいっぱいヒントがありそうです。
例えば手づかみ食べ・・・食べる意欲は生きる意欲!たとえ手づかみでも自分で食べようとする意欲を原点にして、指で柔らかさ、感触、力加減を知ります。
あやとり(指相撲)などの昔あそび・・・指を一本一本意識しながらコントロール
しながら動かします。
そして”お手伝い”です。つまんだり、握ったり、おさえたり・・・多様な動きが出来ます。不器用な子どもほど動作の一つ一つを励まし達成感を味合わせてあげていきましょう!そして「きれいになると気持ちいいね!」「いつもありがとう。」と感謝の言葉を伝えながら他ではなかなか味わえない気持ち良さを一緒に体感していけるといいですね。きっとこの成功体験が「もっとやりたいな~」という意識を育てていくことになります。
是非いろんなお手伝いで感覚を鍛え意欲を育てていきましょうね!