杉本先生の講演会で「ほめ方のポイント」についてお話頂きました。前回ただ褒めるのではなく具体的に!そしてÌメッセージ、 Wメッセージでこちらの気持ちを加えて!と。
褒めて育てることはとても大事なことです。でも「子どもを褒めなくては!」とあせって褒め言葉をシャワーのように浴びせると、どうしても心ないセリフを並べてしまう・・・するとそらぞらしさを感じた子どもはその物足りなさをうめようとしきりに褒め言葉を求めるようになっていきます・・・
一人ひとり性格も違う、行った行動も違う子どもに対しての言葉がけ、褒め言葉はそれぞれだと思います。
㌽①子どもが話してきた事に対して途中で水を差さずとことん聞いて相づちをうちます。そして最後に「頑張ったんだね」など寄り添う言葉をかけます。
㌽②一緒にいっぱい遊んで今のその子の思いを知ります。知ることで思いに寄り添えます㌽③母親の今の素直な気持ちを伝えます。忙しい時は「ごめんね、今ご飯作っているから後で・・・して遊ぼうね。」「お母さんがちゃんと聞いていなかったね、ごめんね。」「ちゃんとお話聞いてくれてお母さん嬉しい!」・・・
大人も決して完璧ではないので“いけないな~、今出来ないな~”と思ったときは素直に子どもに自分の思いを伝えていきましょう。そして子どもがしてくれた事に対して嬉しかった気持ちを素直にそのまま伝えていけたらいいですね。
今回もかわいらしいエピソードです。年少の女の子です。転んでしまったお友達に対して「お風呂痛いかもしれんに」。お帰りの支度を終えてまだ出来ていない子の靴下をはかせようとしながら「出来んな~難しいな~」と一生懸命はかせてくれていました。お家でも妹の面倒をしっかり見ている女の子です。周りに気を配れるってすごいな~、きっとお母さんの後ろ姿を見ているんだな~と、困っている人を「助けたい!」というやさしい気持ちが溢れていて心が温かくなりました。お母さん方っ、周りの子が、妹弟が少しずつ一人で出来ることが増えていく度に、頑張っている子と一緒に「一人で出来るようになって嬉しいね、・・・ちゃんがお母さんと一緒に応援してくれていたからだよ!」「ありがとう!」「・・・出来たらギュ~しよう!又一緒に見守っていこうね!」・・・伝えてみて下さい。きっとお母さんと一緒に喜べる環境が心地よくなっていきます。お母さん方!是非今、子どものために取り組んでいる事を自信を持ってトライしながら一緒に喜べる環境を作っていきましょうね!
年長の女の子達が大好きな絵本「ちょっとだけ」心温まります。是非読んでみて下さいね。