未満児のお母さん方からの食事時の悩みは多いです・・・その中で今先生方が気になっている事でこの時期大事な”咀しゃく力”について考えていく中で、給食先生から工夫などお聞きしたので参考にして頂き、咀しゃく力について一緒に考えていければと思います。
1,2歳児の頃は、まだ噛む力は弱いもの、「噛む」という意味が分からずに飲み込んでいることもあるので噛むことが楽しくなる言葉がけをしたり噛む姿を見せていきましょう。
例えば・・・「どんな味がする?」「どんな音がする?」・・・子どもは大人のまねをしたがるので一緒に食べて(食べるところを見せて)「モグモグ美味しいね」「モグモグ上手」と声をかけながら誘ってあげましょう!
褒めてもらうとどんどん「やっていこう!」という気持ちになっていきますよ!
では給食先生からのアドバイスです。咀しゃく力向上に繋がる食べ物は、やはり咀しゃくが多い和食、その中でも根菜類(いも、大根、人参など)を大きめにひと口大に切り柔らかく煮ます。(煮物、みそ汁など)、又スティック状にしてかじり取らせます。しっかり口を開けて動かすことが大事なんだということが良く分かります。(材料も毎回栄養を考えるのは無理でも一週間で帳尻を合わせるくらいの気持ちで)あと、どうしても小さなお子さんだと心配して事前に手を出してしまいますがお子さんを”見守る”ことも大事なことだという話を頂きました。
未満児さんのクラスではいろんな食材に興味を持ってモグモグ出来るように日課、あそびの中で食べ物をたくさんとりあげています。「これ、さっきのきゅうり!」「パカンと割ると種がいっぱいだね。」「噛むとカリカリ音がして面白いね」など楽しくお話ししながらモグモグしています!
是非ご家庭での工夫や体験談をお知らせください。みんなで共有していけたらと思います。
この時期、一番大事なことは食べる喜びを育むことです。今は楽しい夏休みっ、食事時も無理強いや強制はせず(家族で一緒に食べるだけでも子どもは嬉しいもの)一緒に楽しく食べるひとときになるといいですね。
またホームページで子ども達のかわいらしいエピソードをお伝えしていきたいと思います。休み中のエピソードをお知らせくださいね。