みんな少なからず発達の悩みを持っています。誰でも発達の個人差があるので同じような誘い方でもその子の発達の進度に合わせての配慮(誘い方)が、その子が生きにくさを感じにくくなります。大人だってみんな違うように子どもも一人ひとりの持っている個性を大事にしていきたいですね。
苦手なことを「頑張って!」と言っても今のその子にとっては限界があります。勝手に大人が「こうならないと!」と押しつけることは逆効果です。まずは子どもが何につまずいているのか、子どもにどうなってほしいのか、苦手なことは何か、得意なことは何か・・・子どもの気質を知ることから始めてみて下さい。
そして良いところ、頑張っているところ、苦手だけれどチャレンジしているところを(小さくても)たくさんみつけて言葉で、そして笑顔で伝えていって下さい。その子が得意なことは任せて褒めていって下さい。どんどん伸びていきます!又苦手なことは任せず一緒にやってあげて少しずつ「出来た!」を増やし自信に繋げていってあげて下さい。みんな良いものをいっぱい持っています。私たち大人がその芽をつぶさず大きくしていきましょう。
そのために私たち大人は「そのままの君でいいんだよ!大好き!」と抱きしめ伝えながらいつでも安心して身を寄せることが出来る「安全基地」になっていければと思います。これは家庭でも保育園でも同じだと思っています。きっと子どもは安心して外の世界にチャレンジしていきます!
「安全基地」・・・子どもが不安にならないようにいつも変わらぬスタンスでそこにあり続けるけるようにしたいですね。
先週ほっこりすることがありました。年長さんにパネルシアターをした降園時、男の子が「まゆみ先生、パネルシアターしてくれてありがとう」と言ってくれました。いつも普通にやっている事でも言葉でそうやって言ってくれると何だかほっこり温かくなりました。いつも周りの子を想うやさしい子です。そんな良いところをもっともっと伸ばしてあげたいな~と思った出来事でした。
これからも保育園の様子、子ども達の”つぶやき”をどんどん載せていきたいと思います!