私たちは赤ちゃんを抱いたときかわいらしい笑顔に釘付けになり頬ずりしたくなります。抱いている大人はその心地よさに満たされますが実は抱かれている赤ちゃんも心地よさと安心感に包まれており子どもは生きる上で欠かせない安心の核をつくっているのです。
安心感は一人ではつくれません。不安を感じたときこそギュッと抱きしめるスキンシップをとっていきたいですね。不安を感じやすい人は安心を感じるセンサーも敏感!せっかく感度のいいセンサーを持っているのですからもっと安心をもたらすスキンシップを活用したいですね。
心地よい接触感覚を大量に持つことで自分と一体になっている感覚で安堵感が心の中いっぱいに広がっていきますよ!
さあっ両手を広げて抱きしめてみましょう!
- 同じ目線になりしっかり目を見ます。
- 両手でやさしく頬や頭を触ります。
- ギュッとハグします。
- もう一度両手で頬を包んで「おしまい」の合図を送ります。
登園降園時、寝る前など場面が切り替わるとき、叱った後泣いた後等から始めてみてくださいね!
スキンシップしなくては・・・子どもともっと一緒にいなければ・・・と思い詰めず、それより子どもの心が満たされるハグと、「ちゃんと見てるよ」という承認をしっかり伝えてあげてくださいね!安心したお子さんは安心の核を拠り所に安心して外界に出ていけるのです。
次回、お母さん方から声を聞いた「しつけ」について一緒に考えていければと思います。