子どもの持って生まれた性質をいかに価値あるものに育てるか大人の導き方、判断が大切です。
子育てのポイントをおさえながらも子どもが経験する出来事のどこに注目し、どんな言葉がけをしていくかで子どもが「次こそ頑張るぞ!」という意欲に繋がっていくのです。
子どもの苦手を目にするとき大人は「もっとこうあって欲しい!」と願います。でもそのまま伝えたところで子どもは苦手に意欲的に取り組むでしょうか?それよりも子ども自身に「自分もそうなりたい!」と思わせたらどうでしょう。
例えば直ぐにお友達に手が出てしまうお子さんだとします。そんな我が子を見ると「もっと相手のことを考えて欲しい、ぐっと気持ちを抑えられるようになって欲しい。」と思います。その場合子どもにも同じように「友達と仲良く遊びたい!」と思わせる事が大事です。この場合「手がでそうになったけれどよく我慢出来たね、ここで止められたね、お話聞けるようになったね、お友達嬉しそうだったね!」とポジティブを拾い集めて子どもに伝えていけばいいのです。そうすることで子どもは手が出てしまうネガティブな自分に注目することはせず勇気を持って挑戦する自分に注目するようになっていくのです。
どうですか?どんな経験も無駄なことは一つもないのです。ポジティブ側面に注目することでどんな経験も成功体験に仕上げていくのです。
今回の合い言葉は「ポジティブを拾い集めて子どもに伝えていく!」です。是非続けてやってみて下さい。きっと「大丈夫出来る!」の声かけで「次は頑張るぞ!」という意欲的な姿が見られますよ!
これこそがしつけの一番大事なことです。